イボに悪性はある?

 

 

イボはウイルス性か老人性かの2種類の原因があります。基本的には良性なので、特に治療をせずに放置しても健康を害する心配はありません。ただ出来初めと比較すると次第に大きくなるものもあるので、気になる場合には病院などで適切な処置をするとよいでしょう。

 

またイボだと思っていても、足の指の股などに出来て痛みがあるものは魚の目やタコの可能性もありますし、病院で検査を受けたら悪性だったということもまれにあります。一般的なウイルス性のイボは皮膚が半透明から肌色で、老人性の場合には肌色・茶褐色・黒色などがあります。色や形を確認しておかしいと感じたら早めに検査を受けることが必要です。万が一悪性だったとしても、早期に治療を開始すれば短期間で完治させることが出来ます。

 

イボに似た悪性の疾患には、例えば有棘細胞がんがあります。紫外線や火傷などが原因で手の甲や顔に発症することが多いです。初期には皮膚が角質化した状態ですが、擦れて皮膚が破けて化膿しやすい特徴があります。メラノーマと呼ばれる悪性黒色腫も老人性のイボやホクロに似ています。

 

イボの場合には、周囲からハッキリと浮き出ていてキレイな円形になることが多いですが、メラノーマは周囲の肌との境目がはっきりせず、形がいびつ、色の濃淡があるなどが特徴です。サイズが大きくなったり転移しやすいので、手や足に複数でき始めた場合には早めに検査を受けた方が良いでしょう。

 

イボなのか悪性腫瘍かの判別には、肌細胞の表皮から真皮までを観察できるダーモスコピーを用います。ダーモスコピーで確定出来ない場合には、患部を採取して生体検査を行い、さらにCTやMRI検査を行います。仮にイボではなく皮膚がんだったとしても完治は可能です。