イボには種類がある

 

 

顔、首筋、手、足の裏など体の至る所に出来る皮膚が角質化したような突起がイボです。大きさ、色、形には個人差だけでなく、原因によっても種類があります。特に治療をしなくても免疫力の働きで自然に治るのが一般的ですが、中には感染力が強いもの、悪性のものもあります。代表的なものは尋常性疣贅、足底疣贅、老人性疣贅ですが、他にも複数の種類があります。

 

最も一般的なイボの種類はウイルス性の尋常性疣贅で、主に手・足・顔に出来ます。初期の状態は透け感がある小さな突起です。成長すると円く固いイボになります。ケガ、ささくれ、カミソリ負けなどの傷口から感染しやすく、寝不足や食生活の乱れなど体力や免疫力が低下していると出来やすいです。

 

10歳から40歳前後に発症する確率が高く、特に多いのが12歳から16歳前後です。尋常性疣贅に似たイボで、足の裏限定のものを足底疣贅と言います。足の裏に出来るイボは、突起ではなく皮膚の角質化のような状態になります。イボに似た症状としてタコ・魚の目がありますが、性質も治療方法も異なるので、自己判断で手当てをすると悪化することがあります。イボ・タコ・魚の目の判断が付かない場合には、病院で治療を受けると跡も残らずにきれいに治せます。

 

イボの中でも高齢者に出来やすいものを老人性疣贅または脂漏性角化症と言います。初期はとても細かいものですが、次第に成長するのが特徴です。ほとんどが加齢によって体中の至ることろに出来るのが特徴です。紫外線の影響を受けやすく、肌色から黒いものまで色のパターンには個人差があります。歳を重ねるとともに数が増えたり、大きく成長する性質があります。中には皮膚がんのこともあるので、小さいうちに病院で治療をうけつつ悪性でないかの検査を受けると安心です。